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 折原

目を休めてリラックス?闇風呂を試してみました。

目を休めてリラックス? 闇風呂を試してみました
手軽に味わえる非日常感

半身浴、反復浴、交代浴……今や入浴は「ただお湯につかるだけ」のものではなくなりました。
疲労回復効果やダイエット効果を求め、日々色々な入浴法を試している方も多いのではないでしょうか? それでも、今回私が試した入浴法を実践したことがある方は少ないかと思います。

今回私が試した入浴法、それが「闇風呂」です。

闇風呂とは?

なんだか怪しげな響きの闇風呂ですが、一体中身はどのようなものなのでしょうか?

答えは簡単、闇風呂とは「電気を消した状態で入るお風呂」のことです。

“水温うんぬん”でも“何分つかる”でもなく、ただ電気を消して暗闇をつくるだけ。この時点でちょっと半身浴を始めとした他の入浴法とは一線を画しているような感じがしますよね。
では、暗い状態でお風呂に入ることでどのような効果が得られるのでしょうか?

闇風呂の効果は「リラックス」です。
なんでも「暗闇というのは人がリラックスできる空間であり、さらに癒しの時間でもある入浴時にその状態を作ることでより、よりリラックス効果を得られる」というものらしいのです。完全に明かりを落とすと不便がある方はキャンドルなどを焚いてもいいそう。

なんだかちょっと胡散臭いですね。俗っぽいというか……。半身浴や反復浴などに比べると根拠が希薄な気がします。
しかし、「光が遮断されているときは疲れが取れやすい」というのは医学的にも証明されているとのこと。

ともあれ、簡単なので試してみました。

実践

さっそく電気を消してお風呂に入ってみます。

完全な暗闇にはならない
第一に気づいたのがこれです。お風呂と脱衣所の電気を消したのですが、完全な暗闇にはなりませんでした。
入ってきたのは「リヴィングからの明かり」「給湯器のパネルの光」「窓からの明かり」の3つです。
窓からの明かりに関しては意外でした。普段お風呂に入っていると窓は黒く見えるのですが、いざ電気を消してみると少し白んで見えました。電気を消した室内よりも夜の外の方が明るいものなんですね。
パネルの明かりも普段はそう気になるものではありませんが、この日に限っては煌々として、かなり存在感がありました。これは消すことができるので消してみると、闇が深くなりはしたものの、やはり完全な暗闇は演出できませんでした。

音がよく聞こえる
人間って視界が遮断されると聴覚が敏感になるものでしたっけ……とにかく音がよく聞こえます。よく聞こえるというか、普段なら聞いていても「聞こえている」と意識すらしないような音が主張してくる感じです。
シャワーから垂れる水音や、どこかの機械のゴーッという稼働音が耳につきました。

(見えなくて)怖い
完全な暗闇ではありませんが、やはり見えづらいことにはかわりありません。どこになにがあるかわかりづらく怖かったです。お風呂場なんて滑りやすいですし、特に湯船に入る瞬間は要注意ですね。

(幽霊が)怖い
これは別ベクトルの怖さですが、幽霊が怖かったです。入浴中にふと幽霊は水場と暗い場所を好むらしいという説を思い出し、自分の状況が最悪(幽霊的には最高)であることに気づき怖くなりました。
お風呂の蓋を半分閉めた状態で入浴したのですが、蓋の奥の方は真っ黒で「もしかしたらこの奥になにがいるのでは……」などと想像し一人でゾッとしていました。

目が慣れる
一応暗闇を演出しては見ましたが、目は慣れてきます。段々と普段のお風呂の姿が見えてきます。蓋の奥も見えてきましたが、特に何もいませんでした。

新鮮
感想を一言で、と言われればこの一言に尽きます。入り慣れたお風呂のはずなのに、暗くなるだけでまったく別の空間のようでした。 そもそも「暗い状態でお湯につかっている」という時点で新鮮です。
プールに入るときは日中の屋外か、室内なら当然明かりがありますし、普段お風呂に入るときも同様に電気をつけているので明かりがあります。つまり普通に生活していて「水」と「暗闇」の2つが重なることってないんですよね。

まとめ

リラックス効果については謎
ただ、新鮮で面白く発見もある

こんなところです。リラックスできたかについてはよくわかりません。ただ入り慣れたお風呂がまったく違う顔を見せるので、面白くはあります。
電気を消したら室内より外の方が明るいこと、常になにかしらの機械が稼働しているらしいこと、聴覚が過敏になること……などなど、発見も多いです。
暗い状態暖かいお湯につかっているという状況そのものも新鮮で面白かったです。

なにより簡単なのがいいですよね。半身浴や交代浴のように「新しく何かを行う」という必要がなく、普段お風呂を入る際に行っている電気をつけるという行為を「やめれば」いいのですから。

聴覚が過敏に……と書きましたが、もしかしたら嗅覚も? と思ったので、アロマなどを使ってさらに空間をアレンジしてみてもいいかもしれません。

簡単に演出できる非日常空間。
手軽にチャレンジできますので、気になった方は試してみては?

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