湯上りのお楽しみ。銭湯の飲み物

湯上りのお楽しみ。銭湯の飲み物

多くの銭湯には、種々の飲み物が冷蔵庫に入れられ販売されている。
しかしこれも昭和30年代後半までは、せいぜい牛乳系が主流だったものの、昭和37年4月に「明治スカット」という炭酸ドリンクにその座を奪われてしまった。

しかしそんなスカットも、今は製造されていない。
立場を入れ替わるように「オロナミンC」が登場し、現在では銭湯の定番ドリンクになっている。
そうそう乳酸飲料の「パンピー」もあった。

最近では、人気が復活したラムネも多くみられるようになった。
ラムネは、それぞれの地区のラムネ会社が販売しているものなので、銭湯ごとに違うラムネを楽しむことができる。

例えば目黒区は、風見飲料紹介の「タワーラムネ」
下町なら興水舎の「吾妻ラムネ」
ホリオ飲料の「ホリオラムネ」
中野方面なら東京合資会社の「全糖ラムネ」となる。

もちろん地方も同様で、
大分県では合資会社新和商事、
愛媛県では玉井商会がそれぞれ販売。

神奈川県では加藤仙助商店の「カブトラムネ」や
川崎飲料の「Gラムネ」と「京浜ラムネ」がある。

というようにラムネメーカーひとつを調査してみても、いろいろとローカル色がみえて、結構楽しめるのだ。

実はこれ以外にも、銭湯に設置されたローカルドリンクがある。

神奈川県の銭湯では、
グリーンのソーダ水「ハイ・ピープル」
コーヒー牛乳がコーラのようなビンに入った「パレード」。

関西方面は、とくにこの手のドリンクのバリエーションが多く、
コーラのミニビンに入っている生姜ジュースの「ファイブドリンク」「フレッシュプチ」
オロナミンCのような味の「ローヤルビタス」
カルピスのような味の「ユーミー」「HGAURUMA・フルーツサワー」や「くりーむそーだ」
サイダー系の「サクラダサイダー」。

富山県では「レモンドライ」
宮城県では「スコール」などなど

銭湯めぐりもここまで研究すると、実に楽しい。

社・日本銭湯文化協会理事・町田忍 著 「銭湯の謎」より

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