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私が産まれたのは、今の様に内風呂があるのが珍しい時代だったので、子供の頃はよく通っていました。主要道路である第一京浜からは、少し奥まった場所にあるので、始めて行かれる方には分かりづらいかもしれません。お湯は今時珍しくガスを使わず、薪を使って沸かしています。番台の女将さんから聞いた話ですが、以前に某地域密着系都市型エンターテインメント番組が、子安界隈に出没した時は、取材の申し込みもあったそうです。しかし、有名になってお客さんが増えたら、常連さんが通い辛くなるかもしれないと言うことで、断わってしまったそうです。
居心地がよい、こじんまりとした銭湯です。
番台の女将さんは、気さくでいろいろお話をしてくれる方。
脱衣所には、ロッカーと竹籠。飲料ケースに飲料多数あり。フレッサなど定番も番台に。この脱衣所であろう場所で子供が体重を測っている大きな写真に心が和みます。
浴室には、彰仙さんと福二さんの九谷焼タイル、ペンキ絵、昭和のミニタイル浴槽2つ、そしてヒノキの椅子があり湯に濡れて香ばしい(ネット情報によると、ヒノキ椅子は横浜でこちらだけらしいです)〜
湯はカランや水質の感じからおそらく井戸水、湯温は私のときは丁度良かったです。雰囲気からか不思議と落ち着きます。
外に目を向けると、銭湯の建物は港の漁師町、そのとなりには現役らしき綺麗にされた「共同井戸」!
住宅街のなかの木造のお屋敷と蔵との間に海上コンテナが積まれたり、海岸の漁協や漁船が係留された奥に首都高と巨大倉庫があったり、なんともノスタルジック。大都市横浜市内にあることがびっくりする、戦後昭和の高度成長期を体感する貴重な穴場です。京急子安駅から徒歩4分で着けます。