東京都内の銭湯やスーパー銭湯784軒(口コミ2,353件)

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  • サウナや露天風呂、温泉など大きな湯船で一日を疲れを癒せる東京都内にある銭湯やスーパー銭湯784軒の情報を集めました。「東京都内の地域から探す」では各エリア毎に店舗情報を掲載。「東京都内の路線図から探す」では駅から近い銭湯の情報を一覧で掲載しています。他にも実際に銭湯を利用したお客様の「口コミ」2,353件掲載しています。また東京都内で閉店した銭湯やスーパー銭湯は「194軒」あります。

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銭湯の謎 in 東京

東京型銭湯の天井は、なぜ高い?
東京型銭湯の天井は、なぜ高い?

それはやはり外観が宮造りであり、その外観をさらに堂々と豪華に見せるための演出効果であろう。加えて銭湯のもつ極楽浄土性をここでも表現している。それを物語るのが、東京のキングオブ銭湯「大黒湯」(足立区千住寿町)。

昭和4年に造られた堂々たる宮造り様式で、神社仏閣といっても過言ではない。とくに脱衣所の天井は折上格天井で、100枚ほどのそれぞれの升の部分には、花鳥風月の日本画が描かれている。

梅の湯」(荒川区西尾久)は、昭和26年に新築した際、世界の国旗と犬棒カルタの絵を格天井に揚げた銭湯。子供に文字の勉強をしてもらいたいという、ご主人の意向を反映させたとの事。眺めていると、なんだかほのぼのしていまう空間である。浴場の天井はどうだろう。こちらもやはり、東京型は地方に比べて高い。その高さは平均にして、約8mから10mくらい。

地方の銭湯は、浴室の湯気抜きを天井の中心部に四角い穴を開けた程度なので、高さは必要ない。しかし、東京型の銭湯は、この湯気抜き部分を広く取っているのである。そして、その広さのため屋根に重い瓦を載せることはできず、浴室部分の屋根だけはトタン葺きになっているのも特徴のひとつ。

神社仏閣つくりの東京型銭湯
神社仏閣つくりの東京型銭湯

東京にはお寺や神社のような造りをしている銭湯が多くある。
屋根は「千鳥破風」といい、大きな三角形をしている。その下の入り口には、そりかえったゆるいカーブの「唐破風」が設えてある。これが東京型の定番。この様式が東京の銭湯に取り入れられた時期は大正末期から昭和初期の頃といわれている。

当時、宮大工の技術をもっていた津村亨右さん(故人)は、関東大震災の復興期に初めて、墨田区の銭湯を手がげた。その際に、多くのお客さんを呼べるようにと、自分が持っている宮大工の技術を生かし、玄関入口に唐破風を設け、脱衣所は開放感をもたせるために高い格天井、浴室も大きな湯気抜きの構造を設えるなど、さまざまな工夫をこらした。
もちろんそんな様式の銭湯はどこを探してもないわけで、開店早々たちまち話題を呼び、またたく間に東京中の評判になった。

折しも震災復興期で、新しい銭湯が建ち始めた時期とも重なり、それ以降、建てる銭湯の多くが、宮造り様式となっていった。都内に現存するこのころ建てられた銭湯が、ことのほか豪華である理由は、それぞれの銭湯が競って建物に趣向を凝らしたから。その結果、東京を中心とした関東地方まで、当時は銭湯の定番様式として宮造りは広まり、昭和40年代までその人気は絶えなかった。

しかし、昨今の急激な都市開発の結果、これら宮造りの銭湯はめっきり少なくなってしまい、非常に残念である。ちなみに、震災前の銭湯の様式は、一般の町屋造り風で、いたって単純なものであった。

東京にも意外に多い、温泉銭湯
東京にも意外に多い、温泉銭湯

東京にも温泉の出る銭湯が意外とたくさんある。だから、わざわざ温泉地へ足を運ばなくても、浴場料金で天然温泉が体験できるのだから、これを利用しない手はない。

東京の温泉銭湯の多くは、黒湯と呼ばれるコーラ色のお湯だ。初めて入浴する人は、この色に驚くらしい。この色の正体は太古の時代の植物が変化したヨード分、泥炭や海底の泥、火山灰などが地下水に溶け出したものだという。
温泉の定義は、法で定められた成分(イオウ、重炭酸ソーダなど)を一定の濃度以上含むもの、温度が25度以上のものとされていたが、現在ではこの温度以下でも成分がみたされていれば、温泉として認められるようになった。

この黒湯は、肌がツルツルになるという特徴がある。これはこの湯に含まれるフミン酸という有機分が、肌に皮膜を作り熱の発散を抑制する保温効果が作用しているからだ。そして、おもしろいことにこの黒湯は、都内から神奈川県に行くほど色が濃くなっているという事実もある。

また、この黒湯をもつ銭湯が、京浜急行沿線に集中しているのは、どうやら京浜工業地帯を開発した際、地下水を確保しようとして発見されたためだともいわれている。東京の温泉銭湯は、珍しく貴重な存在なのである。

ケロリン桶のサイズが大阪と東京では違う?
ケロリン桶のサイズが大阪と東京では違う?

銭湯のアイテムといえば、あの黄色いケロリン桶が有名である。昭和38年に初めて登場した時は、黄色でなく白色だった。しかし白は汚れが目立つので、後に黄色に変えられていった。
その他、置いてある銭湯は少ないが、女性風呂には、直径が大きく、深さがあり、3本の脚のついた髪洗い専用のケロリン桶もある。また、底にある文字も白ヌキのものや、文字の大きさが違うもの、桶の周囲に赤い線や銭湯名が入っている物もある。
そして、おもしろいことに、東京と関西ではケロリン桶の大きさに違いがあるのだ。
東京型は360グラム、関西型は260グラムの水が入る大きさだ。これは関西人の知恵で、湯を入れすぎないようにする為や、桶いっぱいにお湯を入れると片手では重たくなる。
それについ無駄にお湯を使ってしまうことから、それなら最初から小さい桶にすればいいと、関西人特有の合理的な考えから編み出されたものだ。もっとも、関西に限らず小さいサイズの桶を使用している地域もほかにもあるようだ。

社・日本銭湯文化協会理事・町田忍 著 「銭湯の謎」より

最新の口コミ

2024年4月6日

堀田湯東京23区足立区

昔ながらの街並みにお洒落な雰囲気の銭湯

昔ながらの風景が残る関原商店街にあるお洒落な雰囲気の銭湯になります。 内部はリノベーションされていますが、昔ながらの銭湯の雰囲気も生かしているため若い方からご年配の方まで利用しやすい銭湯になっています。個人的に大満足だった点としては露天風呂とサウナです。都心部で露天風呂を楽しめる銭湯はあまりないですし、大きな水風呂もついており、1時間に2回程度ロウリュも行われているので、サウナ好きの方も満足できると思います。 ちょっとして限定グッズも売っていたので、次回に行った際には購入したいと思っています。

2024年4月4日

スパジアムジャポン多摩北部東久留米市

関東ではかなりの規模の温浴施設

まず1番に言えるのは広い。とにかく広いです。 温泉、サウナ、岩盤浴はもちろん、お食事処も広くフードコートみたいな感じです。もちろん美味しいです。 漫画も沢山おいてますし、休憩スペースも遊び心があってワクワクします。 施設は駅から離れてるので車で行くのが便利ですが、埼玉などから、無料の送迎バスが出ているので、学生さんなど車を持っていない方でも行きやすいです。 人気の施設なので土日や長期休暇が重なる時期は大混雑してます。行くなら平日の昼間がオススメです。

2024年3月21日

増穂湯東京23区世田谷区

お肌ツルツルになりました。

千歳烏山駅から徒歩で2分ほどなのでアクセスが良いです。 ロビーも昭和の感じが漂っていて落ち着く場所です。 個人的には入って入り口で靴を入れるロッカーが木の札なのがレトロ感があって好きです。 脱衣所も広いので脱ぎ着しやすいです。 お風呂のお湯は熱過ぎずぬる過ぎずで気持ちが良いです。 他の方の口コミにもありますがお肌がツルツルになったな〜と実感できます。 ただ、水風呂はないのでそこだけ注意が必要です。シャワーはあります。

2024年3月21日

東京湯河原温泉 万葉の湯多摩南部町田市

アクセスが良い

南町田グランベリーパーク駅や町田駅から送迎バスが出ているのでアクセスがしやすく便利。 また、車で行く場合も町田インターから近く、疲れを癒すためにふらっと立ち寄りやすいことも魅力。 施設は広く、アメニティも充実していることから手ぶらで行けるためよく利用する。 一日中楽しめる温泉施設だと思います。

2024年3月13日

府中駅前天然温泉 縄文の湯多摩北部府中市

平日がおすすめ

久しぶりに行ったら、サービスがいろいろ変わっていました。今は平日限定で昼のランチが3種類から1000円で選べました。油淋鶏にしましたが、ボリュームがありお得な感じで大満足でした。次は違うのにしてみるつもりです。入館着が有料でしたが、休憩室でWi-Fiが使えて、寝転がって時間ギリギリまでまったり過ごせました。私が行った曜日にしかないお湯の種類で、すいていて脚がのばせてよかったです。下がファミレスになってるので、そことハシゴしてもいいと思います。

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