サウナや露天風呂、温泉など大きな湯船で一日を疲れを癒せる東京都内にある銭湯やスーパー銭湯786軒の情報を集めました。「東京都内の地域から探す」では各エリア毎に店舗情報を掲載。「東京都内の路線図から探す」では駅から近い銭湯の情報を一覧で掲載しています。他にも実際に銭湯を利用したお客様の「口コミ」2,366件掲載しています。また東京都内で閉店した銭湯やスーパー銭湯は「194軒」あります。
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それはやはり外観が宮造りであり、その外観をさらに堂々と豪華に見せるための演出効果であろう。加えて銭湯のもつ極楽浄土性をここでも表現している。それを物語るのが、東京のキングオブ銭湯「大黒湯」(足立区千住寿町)。
昭和4年に造られた堂々たる宮造り様式で、神社仏閣といっても過言ではない。とくに脱衣所の天井は折上格天井で、100枚ほどのそれぞれの升の部分には、花鳥風月の日本画が描かれている。
「梅の湯」(荒川区西尾久)は、昭和26年に新築した際、世界の国旗と犬棒カルタの絵を格天井に揚げた銭湯。子供に文字の勉強をしてもらいたいという、ご主人の意向を反映させたとの事。眺めていると、なんだかほのぼのしていまう空間である。浴場の天井はどうだろう。こちらもやはり、東京型は地方に比べて高い。その高さは平均にして、約8mから10mくらい。
地方の銭湯は、浴室の湯気抜きを天井の中心部に四角い穴を開けた程度なので、高さは必要ない。しかし、東京型の銭湯は、この湯気抜き部分を広く取っているのである。そして、その広さのため屋根に重い瓦を載せることはできず、浴室部分の屋根だけはトタン葺きになっているのも特徴のひとつ。
東京にはお寺や神社のような造りをしている銭湯が多くある。
屋根は「千鳥破風」といい、大きな三角形をしている。その下の入り口には、そりかえったゆるいカーブの「唐破風」が設えてある。これが東京型の定番。この様式が東京の銭湯に取り入れられた時期は大正末期から昭和初期の頃といわれている。
当時、宮大工の技術をもっていた津村亨右さん(故人)は、関東大震災の復興期に初めて、墨田区の銭湯を手がげた。その際に、多くのお客さんを呼べるようにと、自分が持っている宮大工の技術を生かし、玄関入口に唐破風を設け、脱衣所は開放感をもたせるために高い格天井、浴室も大きな湯気抜きの構造を設えるなど、さまざまな工夫をこらした。
もちろんそんな様式の銭湯はどこを探してもないわけで、開店早々たちまち話題を呼び、またたく間に東京中の評判になった。
折しも震災復興期で、新しい銭湯が建ち始めた時期とも重なり、それ以降、建てる銭湯の多くが、宮造り様式となっていった。都内に現存するこのころ建てられた銭湯が、ことのほか豪華である理由は、それぞれの銭湯が競って建物に趣向を凝らしたから。その結果、東京を中心とした関東地方まで、当時は銭湯の定番様式として宮造りは広まり、昭和40年代までその人気は絶えなかった。
しかし、昨今の急激な都市開発の結果、これら宮造りの銭湯はめっきり少なくなってしまい、非常に残念である。ちなみに、震災前の銭湯の様式は、一般の町屋造り風で、いたって単純なものであった。
東京にも温泉の出る銭湯が意外とたくさんある。だから、わざわざ温泉地へ足を運ばなくても、浴場料金で天然温泉が体験できるのだから、これを利用しない手はない。
東京の温泉銭湯の多くは、黒湯と呼ばれるコーラ色のお湯だ。初めて入浴する人は、この色に驚くらしい。この色の正体は太古の時代の植物が変化したヨード分、泥炭や海底の泥、火山灰などが地下水に溶け出したものだという。
温泉の定義は、法で定められた成分(イオウ、重炭酸ソーダなど)を一定の濃度以上含むもの、温度が25度以上のものとされていたが、現在ではこの温度以下でも成分がみたされていれば、温泉として認められるようになった。
この黒湯は、肌がツルツルになるという特徴がある。これはこの湯に含まれるフミン酸という有機分が、肌に皮膜を作り熱の発散を抑制する保温効果が作用しているからだ。そして、おもしろいことにこの黒湯は、都内から神奈川県に行くほど色が濃くなっているという事実もある。
また、この黒湯をもつ銭湯が、京浜急行沿線に集中しているのは、どうやら京浜工業地帯を開発した際、地下水を確保しようとして発見されたためだともいわれている。東京の温泉銭湯は、珍しく貴重な存在なのである。
銭湯のアイテムといえば、あの黄色いケロリン桶が有名である。昭和38年に初めて登場した時は、黄色でなく白色だった。しかし白は汚れが目立つので、後に黄色に変えられていった。
その他、置いてある銭湯は少ないが、女性風呂には、直径が大きく、深さがあり、3本の脚のついた髪洗い専用のケロリン桶もある。また、底にある文字も白ヌキのものや、文字の大きさが違うもの、桶の周囲に赤い線や銭湯名が入っている物もある。
そして、おもしろいことに、東京と関西ではケロリン桶の大きさに違いがあるのだ。
東京型は360グラム、関西型は260グラムの水が入る大きさだ。これは関西人の知恵で、湯を入れすぎないようにする為や、桶いっぱいにお湯を入れると片手では重たくなる。
それについ無駄にお湯を使ってしまうことから、それなら最初から小さい桶にすればいいと、関西人特有の合理的な考えから編み出されたものだ。もっとも、関西に限らず小さいサイズの桶を使用している地域もほかにもあるようだ。
社・日本銭湯文化協会理事・町田忍 著 「銭湯の謎」より
2024年7月24日
スチームサウナが最高に気持ちいいです
三軒茶屋駅から徒歩10分ほどの場所にあり、風呂とスチームサウナの両方に入って500円でお得でした。 風呂はジェットバスや定番の内湯があり、温度もちょうどよかったです。 スチームサウナは60~70度くらいですが、通常のサウナよりも短時間で熱く感じやすかったです。こういったベーシックな銭湯は個人的には好きです。
2024年7月23日
お湯が滑らか
昔懐かしい銭湯といった外観で、地元で愛されているのが伝わってきます。井戸水を沸かしたというお湯はとても滑らかで、入った後はいつもお肌がすべすべでしっとりするように感じます。ミルク風呂やバブル風呂のような変わり種なお湯もあり、入り方を楽しめる銭湯でもあります。
2024年7月23日
大谷田温泉 明神の湯(東京23区 > 足立区)
リニューアルし綺麗になった銭湯
リニューアル前から利用しており、過ごしやすく居心地の良い銭湯です。お風呂は内風呂、外風呂があります。外のお風呂は少し風情があり、ちょっとしたスパ気分になれます。ただ、木が生えてるので滅多にないですが、虫がいて虫が嫌いな友人はたまに嫌がるときもあります。リニューアル前はお休み処がありましたが、リニューアル後はなくなりテレワークスペースになっていました。リモート会議等はできませんが、それ以外のPC作業の仕事の人がリラックスしながら一日過ごせそうな空間です。
2024年6月25日
値段相応のシンプルな銭湯
昔ながらの銭湯です。 中には42℃の熱目のお風呂がメインでジャグジーや寝湯が用意されています。 他にはぬるめのお風呂と薬湯、水風呂です。 お風呂の壁には一面に街並みが描かれており、よく見るとキングコングや桃太郎などどこかで見たようなキャラクターが隠れていてずっと見ていても飽きません。 強いていうなら自分でロッカーの場所が選べないのでそこだけ注意かも。
2024年6月24日
昭島のアルカリ系天然温泉
昭島駅から自転車で15分くらいの所にあります。 建物全体は清掃が行き届いていて、とても綺麗です。温泉もこの地域では珍しいアルカリ系の天然温泉で、露天風呂だけでなく寝ころび湯やジェットバス、サウナは塩サウナもあります。また岩盤浴も広く、伸び伸びと使うことができます。受付のスタッフさんも感じが良く、館内の説明を丁寧にしていただけました。 個人的には2階のリクライニングシートがある休憩室はゆっくりと出来ておすすめです。
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